プロのフィニッシュ

ゴルフレッスン書やゴルフ雑誌にはプロのゴルフスイングの連続写真がよく載っていますね。

この連続写真から、何を学びとるべきだかというテーマです。

アドレスやトップ・オブ・スイングのフォーム、インパクトエリア付近での体の使い方を参考にする人も多いでしょう。

ゴルフスイングの中でもアドレスやトップ・オブ・スイングは静止しているフォームなのでアマチュアでも一番真似しやすいかもしれませんが、ダウンスイングやインパクト前後の写真は動作中であるため、参考にするのは難しいかもしれません。

一番おおすすめできるのは、実はフィニッシュの写真です。

フィニッシュを見るとゴルフスイングの善し悪しがわかるともいわれますが、バランスのとれたゴルフスイングでクラブを振り切れれば、間違いなく格好のよいフィニッシュが取れます。

自分が憧れるプロゴルファーのフィニッシュのイメージを頭に覚えこませて、その選手になりきる気分でスイングしてみるだけで格段にスイングは上達するはずです。

素振りではきちんとフィニッシュが取れる人でも、実際にボールを打つとなるとうまくフィニッシュが取れなくなる経験をお持ちの方もいるでしょうが、その理由は単純なものです。

素振りでは5、6割のパワーでクラブを振っていても、実際にボールを目の前にすると、どうしても飛距離を伸ばそうとしてパワー全開でフルスイングしてしまうせいです。

重要なのは必要のないパワーを極力抜くことです。クラブヘッドを真上にしてグリップした状態でヘッドがクルクルと円運動できる状態まで、グリッププレッシャーを緩めることが大切です。

これで腕の力も抜けて、上体もリラックスした状態がつくれます。緩いグリッププレッシャーにすることでゴルフスイングの最中に、クラブヘッドの重さを感じやすくすることもかないます。

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この感覚を忘れないうちに、実際にショットしてみましょう。注意すべきポイントはボールを注視しないことです。
ゴルフは楽しい

漠然とボールを見ながら、クラブヘッドの通過点で運よくボールに当たるというくらいのイメージで構いません。

ボールの位置よりも前方でヘッドスピードが最大に達するようにスイングしてみるのです。

そして、スイングの連続写真を思い出して、プロゴルファーのようなフィニッシュフォームを取ることだけをイメージするのです。

目標とするフィニッシュフォームがうまく取れた場合は、ボールがイメージ通りの軌道に乗って飛んでいくでしょう。

この緩いグリッププレッシャーとフィニッシュを意識するだけで、ゴルフスイングの最中の無駄なパワーが取り払われて確実にこれまでよりもスキルアップしていくことでしょう。

ドライバーショットの出来不出来は、インパクトの感触やクラブの振り抜き具合などで知ることができます。

しかし、調子が悪い日は、ボールの行方ばかりが気になるために、飛球線に視線が移りやすいものです。

こうした動きはヘッドアップやゴルフスイングをせっかちなものにして、ますますミスショットを誘発する原因にもなります。

プロゴルファーがティーショットをした後の様子をテレビ中継などでみてください。会心のショットを放ったプレーヤーは、ボールが落下するよりも以前にティーぺッグを拾っているのがわかるでしょう。

その一方で、ショットが悪かったプレーヤーは、ボールの行く末をずっと見届けてからティーぺッグを拾っていることがほとんどです。

アマチュアでも当然この傾向がでます。ナイスショットになった場合は、ティーぺッグをすぐに拾えるでしょう。

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それが可能なのはゴルフスイングが安定しており、予想もつかない方向にはティーぺッグが飛んでいない証拠なのです。

このティーぺッグの飛び具合を観察することでゴルフスイングのチェックができますので、ドライバーショットの安定度を確認してみるのも良いでしょう。

ティーぺッグが飛球線よりも右サイドに飛んでいる場合は、極端なインサイドからのダウンスイングになり、アッパー軌道でボールを捉えている可能性が高くなります。

インサイドアウトのスイング軌道になっているわけですから、フックボールの球筋になりやすいでしょう。

逆に、飛球線よりも左サイドにティーぺッグが飛ぶ場合は、アウトサイドインのスイング軌道が原因でスライス系ボールが飛び出すケースが多いわけです。

理想的なのは飛球線と同じ方向にティーぺッグが飛んでいく場合で、ナイスショットの可能性が大です。

以上のようにティーぺッグの飛ぶ方向に注目することで、スイング軌道やスイングのおおよその球筋を判断できるでしょう。

ティーショットの球筋が不安定な場合は、ゴルフスイングのどこが悪いかを考えてしまい、ゴルフスイングのテンポにも乱が生じしやすいものです。

そんな日にはゴルフスイングのことを一旦意識から離して、飛球線と同じ方向にティーぺッグを飛ばすことだけに気持ちを集中させてゴルフスイングをするようにしてみましょう。

これで、ティーぺッグの飛び方を最後まで観察しようとするため、ヘッドアップも起こらず、体のバランスが安定したゴルフスイングできるでしょう。

ゴルフスイングではなく、ティーぺッグに気持ちを集中することで、本来のスイングになる効果が期待できます。

フィニッシュをとる

フィニッシュがうまくとれる人ととれない人がいます。フィニッシュをとれない人は、どこかに力が入っているから、スイングの間中バランスを保てないで崩れる例が多いようです。

特に、インパクトと同時にバランスを崩す人が多いでしょう。スイングのバランスはスイングのリズムとも当然深く関係しています。

常にいいバランスを保ったゴルフスイングの基本を心がけたいものです。

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フィニッシュは、打つべきボールのイメージによっても違ってくるものです。

例えば高いボールを打つときはフィニッシュも高くなるでしょう。

反対にアゲインストなどでボールを低く押さえようとする場合はフィニッシュも低くなります。

どんな非力なゴルファーでも、ここまでしっかりとゴルフスイングの基本ができれば飛距離も出るはずです。もちろん正確さも段違いになるでしょう。

飛ばそうと思うあまりバックスイングで力が入るより、バランスを保ちながらのスイングを心がけたほうが距離も出るし方向もよくなります。

往年のT・ワトソンを例にとると、何が驚くといって、すぐ前の木をいきなり高く平気で越えていくようなボールを打つことです。

その高い球のすごさは、日本人のゴルファーではとても真似はできないでしょう。

では、なぜそんな信じられないような高いボールが打てるかというと、その秘密は日本人よりはるかに長い腕と、それを存分に使ったハイ・フィニッシュにあります。

ですから、フィニッシュがとれないとなると、どんなボールをイメージしたかわかりませんが、その通りのボールが打てなかった可能性が強いでしょう。

通常は、高いフィニッシュをイメージしてボールを打つとよい結果につながります。高いフィニッシュはクラブヘッドを歯切れよく、のびのびと振った結果得られるものです。

すでにアドレスに入るときから「高いフィニッシュをとろう」と思い込み、ダウンスイングからは一気にこのフィニッシュヘもっていく練習をすると身体の方もかなり動いてくれるものです。これはゴルフスイングの基本です。

この決意をショットの前に持つのと持たないではかなりの差があります。

決意をもって振りきれば高いフィニッシュがとり易いですが、フィニッシュのことを何も考えずにスイングすると、そこまで振りきれない場合が多いのです。

自分ではフィニッシュをとったつもりでいても、おへそが目標方向を向くまでは身体が回っていないなどは、その典型です。

アイアン、特にショート・アイアンになるとフィニッシュも背中に巻きつくほどはとらなくなります。より正確さを期すためにバックスイングを小さくするのです。

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これにつれて、フィニッシュも小さくなります。バックスイングと同じ分のフィニッシュしかとらないことです。

フィニッシュでもうひとつのポイントとして左足に注意しましょう。

体重がすべて左足一本にのっていることはすでに説明済みですが、アドレスの時のつま先の位置がインパクトかその直後まで変わってはいけないのに、その時アマチュアゴルファーのつま先は既に目標を向いてしまうことが多々あります。

これでは身体が完全に開いてしまい、スライスも出やすくなるでしょう。アドレスで少し開いている左足のつま先はフィニッシュまでその位置で我慢してほしいものです。

フィニッシュフォームの確立

スイングするたびにフィニッシュフォームが違っているようであれば、それは常に同じ軌道でクラブを振ることができていない明らかな証拠です。

そこで、常に同じフィニッシュフォームを作ることが理想のスイングの最終的な条件とも言えるのです。

同じフィニッシュフォームができるように意識しながらスイングしたほうが同じ弾道のボールが打てる確率は高まることは確かです。

しかし、同じフィニッシュフォームが容易にとれるようになって、同じ弾道が何度も打てる技術が身に付いたとしても、それが間違ったフィニッシュフォームである場合は、そのショットはプレイヤーが望む弾道であるとは限らないことも確かです。

このように考えれば、どのショットにおいても正しいフィニッシュフォームを作るということがゴルフスイングをの安定させるために欠かせない条件であることがわかります。

では、正しいフィニッシュフォームとは具体的にどういうい形なのかという点が気になるところでしょう。

フィニッシュフォームに関しては、プレイヤーが気持ちよくスイングできる最後の証し、正しいスイングプレーンで振りぬいた証し、バランスのとれたスイングの最終的な証拠というよう表現しか見つからないでしょう。

これでは、将来的にフィニッシュフォームをマスターしようとしているゴルファーやスイング修正を検討しているゴルファーはどのようなフォームで終わるべきなのかわかりません。

この問題に対しては、腕の縦の動きと体の横の回転がそれぞれのスイングプレーンを作り出してし、それらが合体した形でトータル的なスイングプレーンが作られるという考えがあります。

それぞれの動きの最終形を明確にイメージした上で、それらを合体させることで理想的なフィニッシュフォームを導き出しましょう。

アイアンショットの場合

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アイアンショットの場合には、いつも同じ距離を正確に打てるようになることが一番大きなポイントです。

言うまでもありませんが、アイアンショットは正確性が第一。

これは前後の距離感だけではなく左右の曲りを含めて正確でなければならないということを意味します。

この正確性をできるだけ早くマスターするには、力に頼ったゴルフスイングをするのは禁物です。

自分が気持ち良いと感じられる程度のスイングで打ったときの飛距離を第一にイメージしましょう。

ポイントは身体に余分なリキミが入らないことに尽きます。とりわけ腕に力が入らないように注意すべきでしょう。

そしていかなる場合もしっかりとクラブを振り抜いて、手をフィニッシュの位置に収めることを考えましょう。

フィニッシュを最終的なゴールだと意識して、必ずそこに到達するようなスイングを目指せばいいでしょう。

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