アイアンはU字型のゴルフスイングで

アイアンショットはU字型のゴルフスイングにするべきです。

V字型だとバックスピンが必要以上にかかりすぎる傾向があるので避けた方が正解でしょう。

アイアンでのゴルフスイングではボール前方のターフを取る感覚でダウンブローにヘッドを打ち込むものだとよく言われます。

アイアンのゴルフスイングの基本をそのように理解しているゴルファーが多いことだと思います。もちろん状況次第によってそのようなゴルフスイングが必要なケースもあります。

しかし、風強に悩まされる冬場のゴルフともなると、ボールに必要以上にバックスピンがかかってしまい、ボールは風の影響をまともに受けてしまいます。

特にアゲンストの風向きの場合、飛距離が期待したほど出ないことが多いでしょう。つまり、冬場ははむしろこのうち方ではデメリットが大きく目立ってくることもあります。

寒い冬場を有効に利用して、アイアンショットのテクニックにより磨きをかけてみるのも悪くありません。

どんなゴルフスイングが理想的かというと、フォロースルーの時点で両腕を低く伸びきる状態にするのです。

クラブヘッドが時計文字盤で言えば4時の位置で両腕がしっかりと伸びきるゴルフスイングにすると、ヘッドはU字形の軌道を描きます。

この動きによってボールには必要のないバックスピンが加わることがなく、その上ショットの方向に対して真っすぐに飛んでいくことが多くなるのです。

ダウンスイングでグリップエンドがボールに突き刺さるような、左腕とシャフトとの角度が鋭角になるゴルフスイングとは全然別物です。

それはタメをつくる振り下ろし方ですが、クラブヘッドが鋭角的なV字形の軌道になるスイングであり、バックスピンが必要以上加わることを知っておいてください。

スポンサード リンク

ダウンスイングではタメを作る必要はなく、トップの位置から右腰の高さまでクラブを重力にまかせて自然落下させるイメージです。
006
このゴルフスイングを体得するためのトレーニングとしては、7番アイアンで右腰の高さから左腰の高さまでのハーフスイングでスイングするのが一番です。

ヘッド位置よりもグリップ位置が先行する「ハンドファーストインパクト」を意識することは必要ありません。

時計の文字盤で4時の位置にクラブヘッドが達した時点で両腕が伸びきることに意識を集中したスイングを試してみるのです。

ヘッドがレベルに走って、U字形軌道になったならボールが吹き上がることもなく、ボールはストレートに飛んでくれます。

これは冬場限定のゴルフスイングというわけでもなく、シーズン中でもダフリやトップのミスを激減させる手立てとなります。それがこのゴルフスイング法の大きなメリットです。

ゴルフスイングの練習のはじめには、6番か7番アイアンからスタートすると良いでしょう。

その理由は、この2本のクラブの長さがすべてのゴルフクラブの中間くらいになるからです。

これで標準的なゴルフスイングに慣れておくと、長いクラブや短いクラブに持ち替えても違和感がそれほど大きくならず、適応するのも早くなるはずです。

最初からドライバーショットの練習から入ると、短いクラブを持ったときに姿勢が大きく違ってくるため、せっかくマスターしたゴルフスイングもまったく別のように感じてしまいます。

これでは別な機会を設けてゴルフスイング全体を矯正しなければならないことも予想されるので、あまり効率の良い練習方法とはいえません。

逆に短いクラブ、例えばサンドウェッジからスタートすると、正確なフォームでなくても比較的簡単に打ててしまいますが、これではクラブが長くなるに従ってうまく打てなくなるでしょう。

ドライバーとウェッジのアドレスを比較してみるとその差ははっきりとわかるでしょう。

スポンサード リンク



ドライバーではボールの位置が身体から遠く、姿勢も立っていますが、ウェッジはボールの位置が近くて、身体を折りたたんだようにしていると感じるでしょう。

7番アイアンのアドレスは、この2つのちょうど中間くらいの姿勢になりますのでマスターするにはもってこいということです。

これから本格的にゴルフをするかどうか決めかねている段階であれば、まず7番アイアンだけ用意してみて、ボールを打つ楽しさや快感を味わってからでも遅くはありません。

アイアンショット・インパクトはハンドファースト

ドライバーが「飛距離」を一番重視したゴルフスイングを目指すのに対して、アイアンは「距離感と方向性」を一番重視するゴルフクラブと言えるでしょう。

アイアンでは「ハンドファーストインパクト」、つまりインパクトで両手の位置がスイング方向へ先行する点が一番重要なポイントです。

アイアンのゴルフスイングを練習するには、最初はボールをとらええやすいショートアイアンからスタートするのが良いでしょう。

ゴルフスイングにおける基本のグリップ方式はウッドの場合と同じですが、ハンドファーストインパクトをキーワードとして頭に入れておいて下さい。

ハンドファーストインパクトができるかどうかで、アイアンショットの距離感、方向性が大きく違ってきます。

ハンドファーストインパクトができればボールをしっかりつかまえて、安定した飛距離も出せる上に、肝心の方向性が安定したゴルフスイングになります。

現在、ワールドワイドに活躍しているツアープロの面々も実践しているアイアンのゴルフスイングがハンドファーストインパクトを基本にしています。

003どうして、ハンドファーストインパクトが必要なのかと疑問に感じた方は、真逆であるハンドレイトインパクトのことを考えてみてください。

もしグリップの位置よりもヘッドが先行するハンドレイトインパクトならゴルフスイングはどうなるでしょうか。

その模範解答は「クラブフェースのコントロールが出来ない」です。

つまり、クラブフェースがインパクトに達する前にクローズした状態になってしまい、ヒッカケやダフリ、トップといったミスショットにつながる原因になるのです。

スポンサード リンク



実際にそんな経験をされて思い当たる節のある方も多いのではないでしょうか。

ハンドファーストインパクトを前提にしたショートアイアンでのゴルフスイングの手順とポイントを次回には解説したいと考えています。

ゴルフスイングにおけるリキミやフォームの悪さなどの矯正した場合、一連の流れる動きの中にこれを取り込んで、ゴルフスイングを完成させる必要があります。

この時点では、自分ではうまくできなかったところや見落としていたところの感覚は、既につかめてきた段階でしょう。

身体に覚え込ませてナチュラルなゴルフスイングができるようになっていないなら、前のステップに戻って無意識でもできるレベルにしておきましょう。

これがうまくできてこない場合、どうしてもその部分に意識が集中してしまい、流れるようなゴルフスイングができなくなります。一連のゴルフスイングの動きを、必ず全体のイメージとしてとらえておきましょう。

自分ではこれができているつもりでいても、実際にボールを打ってみて、ほとんどがまっすぐ飛ばないようであれば、どこかに問題がある証拠です。

前のステップに立ち返って一つひとつ入念にチェックしておけば、後になって大きな壁にぶつかってしまうよりは、上達が驚くほどスムーズにできます。

シャフトの目に入る位置に細いテープを貼り、ゆっくりとしたゴルフスイングをしてみるのも良いでしょう。

いつもテープが目に入っていれば、ゴルフクラブは正しく振れていることを意味しています。

テープを見る際にはできるだけ目線だけで確認して、身体までが動かないように注意する必要があります。

また、ティ打ちのトレーニングで、ゴルフスイングの軌道をもう一度確認しておくことも良いでしょう。

テープを貼りつけることでフェースの方向を確認し、ティ打ちでゴルフスイングの軌道を確認するわけです。

両方とも問題ないようであれば、腰の高さから反対の腰の高さまでのハーフスイングはパーフェクトだと思って良いでしょう。

番手ごとの打ち方

ショートアイアンは何とか打てても、5Iや6Iのミドルになるとボールが上がらなかったり、距離が不安定になるというゴルファーは実際多いものです。

しかしアイアンショットは、必ずしも難しいスイングではありません。

スポンサード リンク



どの番手でも、きちんと上がって距離が合うアイアンショットのポイントをおさらいしておきます。

本来、ゴルフスイングはひとつだけと考えた方が頭の中もすっきりします。

番手が違っていても同じように打て、それぞれのロフトに合った高さと番手どおりの飛距離が出ると考えるべきです。

とは言っても「7Iまでは何とか打てても、6Iや5Iは実際苦手だ。4番以上のロングアイアンに至っては全然歯が立たない」というアマチュアゴルファーが大勢いる事実も確かにあります。

番手によって上手く打てない、ボールが飛ばない、ボール上がらないというのは、「ひとつのスイング」に統一出来ていなくて、どこかでゴルフスイングに歪が生じている証拠です。

スイングがおかしくなってしまう原因としては、真っ先に挙げられるのが、飛ばそうとリキミがあったり、ボールを上げたいと思う意識にあります。

特にロフトの立っているロングアイアンに近くなればなるほど、ボールを上げたい気持ちが先行して、ゴルフクラブを下から上に振り上げる傾向が強くなりがちです。

これを一般的に「すくい打ち」と呼んでいますが、これがが出やすくなるのです。「ボールを上げたい」「飛距離を稼ぎたい」という無意識が働いてしまってアッパープローを誘発するという流れに入り込むのです。

ドライバーショットのようなティアップしたボールなら、ある程度打てても、地面の上に直接置かれているボールをアッパーブローで打つのは難しいでしょう。

しっかりボールをとらえて、番手どおりの高さと飛距離を出すのは、そう簡単なことではないことはわかります。

アイアンショットの基本は、「上から下へ」スイングするイメージです。つまり、ショートアイアンからロングアイアンに至るまでダウンブローで打つことがセオリーです。

イメージ的には、ボールを抑えて低く打ち出すものです。例えば、ロフト40度の9Iでの打ち出し角が29度くらい。32度の7Iの打ち出し角が22度程度。26度の5Iでは打ち出し角は15度がひとつの目安になるでしょう。

いずれもロフト角と比較して打ち出し角度は10度ほど低くなるのが通例です。この数字を見て打ち出しが低いと感じる向きもあるかもしれません。

しかし、バックスピンに効果で浮力が加わるため、この角度で十分な高さに達すると考えても大丈夫です。

逆に出球が高いタイプのゴルファーはスピン不足になって、浮力の恩恵を受けられず、上がり切らないボールになってしまうものです。

こうしたタイプのゴルファーは、ロフトの立っているロングアイアンではボールを上げるのが難しいと頭から決めつけていて、本能的にアッパーブローに振ってしまっているのでしょう。

スポンサード リンク



アイアンショットの場合はいくら練習を繰り返しても、「上げよう」という意識が働いているうちは絶対に上達することはありません。

むしろ低いライナー性の当たりや思い切って転がすくらいのイメージを持って打ったほうが、自然にボールが上がってくれる可能性さえあるのです。

こちらの記事もどうぞ!

  • ハンドファーストのゴルフスイングの手順ハンドファーストのゴルフスイングの手順 アイアンショット・インパクトはハンドファーストと申し上げました。今回は、アイアンショットでハンドファーストのゴルフスイングを行う場合の手順 […]
  • ゴルフスイングドリル・アイアン上級者向けゴルフスイングドリル・アイアン上級者向け 上級者向けにやや難易度の高いゴルフスイングのドリルを紹介してみます。両手にそれぞれ1本ずつクラブを持ちます。その間隔を保ちながらスイングす […]
  • アイアンでハーフスイングのドリルアイアンでハーフスイングのドリル 右手だけのゴルフスイングのトレーニングに続き、アイアンショットのハーフスイングのドリルを紹介します。クラブ、腕、体の3箇所の同調をマスター […]
  • タオルをわきに挟んで体幹を意識するアイアンのドリルタオルをわきに挟んで体幹を意識するアイアンのドリル ゴルフスイング上達を目指すための、脇にタオル挟んでクラブを振るドリルについて説明しますが、自分のどこを矯正したいかで右、左、どちらにタオル […]
  • アイアンの番手選びのコツアイアンの番手選びのコツ アイアンの番手をどれにしようかと迷った時には、フルスイングしてもピンまでは届かないクラブを選ぶことを考えましょう。アイアンショットで問題に […]
  • クロスハンドグリップでのゴルフスイングクロスハンドグリップでのゴルフスイング アイアンショットでのリストの動きを抑えるためのゴルフスイングの基本的な練習法として、スプリットハンドグリップを以前に紹介しました。今回は別 […]
  • ラフの状況に応じたゴルフスイングラフの状況に応じたゴルフスイング ラフの状況に応じたゴルフスイングの考え方を説明してみます。ひとくちに「ラフ」といっても普通のラフから深いラフまで、あるいは順目のラフと逆目 […]
  • 左足上がり、左足下がりのゴルフスイング左足上がり、左足下がりのゴルフスイング 傾斜地のゴルフスイングから左足上がりと左足下がりを取り上げます。ティーショットでうまくいってナイスショットが打ててフェアウエーキープしまし […]
  • フェース面の確認フェース面の確認 ドライバーのゴルフスイングで最も大切なもの、それはクラブのフェース面のコントロールです。最新のドライバーで飛距離を稼ぐには、ここが大きなポ […]
  • スピンショットのゴルフスイングスピンショットのゴルフスイング スピンをかけてピタリとボールを止める「スピンショット」もまた、ロブショットと同様に特別なアプローチショットです。プロも多用するこのゴルフス […]
スポンサード リンク

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ