アイアンでハーフスイングのドリル

右手だけのゴルフスイングのトレーニングに続き、アイアンショットのハーフスイングのドリルを紹介します。

クラブ、腕、体の3箇所の同調をマスターするために、8番アイアンのハーフスイングのドリルに取り組みましょう。

すぐには出来ないかもしれませんが、プロゴルファーも基本のドリルとして取り入れている方法です。

ゴルフはある日突然にうまくなっているということは考えられません。求められるのは、正しいセオリーを理解することと、地道な練習を実践することです。ただ、練習場で闇雲にボールを打っているだけでは到底上達は期待できません。

とにかく1歩1歩、ゴルフスイングを改善していくことが重要です。「この1球打つたびに、○○円かかっているのに」という思考はせずに、これから紹介するアイアンのドリルを試してみてください。

ここで紹介するのは、8番アイアンでのハーフショットです。どうして8番アイアンを使うのかというと、「浮力」を考慮に入れた結果です。アマチュアゴルファーにとって、基本的にクラブは短くなればなるほどゴルフスイングは簡単になるでしょう。

ここで、ウェッジや9番アイアンを使っても構わないのですが、7番アイアンぐらいからシャフトが長く感じられ、ロフトも立ってくるイメージが湧いて体が硬直してくるプレーヤーが多いことでしょう。

そこでハーフスイングの練習でも、ある程度ボールが浮いて飛距離が出て、ゴルフスイングの手応えをつかめる8番アイアンを採用したわけです。では、トレーニングの手順を説明します。

  1. アドレススタンスの幅を通常よりも半足分だけ狭くして立ち、これまで説明してきた左手拳の半分が前を向く「ストロンググリップ」で、ポールをつかまえることを意識しやすい正しいアドレスを取ります。
  2. トップ・オブ・スイングヘッドをスイングプレーンに乗せて右肩口まで上げます。その際、左手甲はどちら側にも曲げずに、自分のスイングプレーンと平行に収まるようにします。
  3. ダウンスイング体にも手にも力を込めることはせずに、クラブヘッドとシャフトが地面と平行になるポジションまで自然落下させてください。
  4. インパクト腕を振ることはせずに身体のターンだけを利用し、「ハンドファーストインパクト」でボールをとらえるようにします。グリップの位置が、体の正面から外れないように注意してください。
  5. フィニッシュ左肩口の高さにグリップ位置がおさまるフィニッシュとして、左右対称の振り幅を強く意識してください。

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つまりは珍しく無い右肩口から左肩口にかけてのハーフスイングをするわけですが、人間の体は頭の中の意識よりも先に動いているものです。

ハーフスイングの練習に慣れていない人にとっては、自分では肩口で止めているつもりでも、実際はフルスイングに近いトップ・オブ・スイングになっているケースが良くあります。

それではこのドリルをする意味がないので、初めは左腰から右腰までの小さい幅でのスイングを練習することをおススメします。

007もう1つポイントになる点は、おへそとクラブがつながっているというイメージでスイングすることです。特にインパクトの前からフィニッシュにかけては、強く意識するようにします。

へそから出ているクラブを持ってボールをつかまえて運ぶイメージでアイアンを振れば、手首をこねる状態にもならず、余計なフェースターンを抑えることもできるのです。

このようなトレーニングを繰り返すことは、非常に地道なものであり、ストレスもたまるかもしれません。

でも、ゴルフスイングの上達のためには欠かせないトレーニングだと思います。

せいぜい、年に十数回ゴルフをする人は練習場に足を運ぶ回数も多くはなくて、久しぶりのラウンドとなると、普段より好調なのか、不調なのかすらもわからないのが現状でしょう。

プロゴルファーなら毎日ボールを打っているから、好不調の波はないはずと思うかもしれませんが、意外と波が大きいそうです。もちろん、そのレべルはアマチュアとは比べようもありませんが。

ひとたび調子が乱れてしまうとゴルフスイングのどこが狂いだしたのかが掴めなくなって、スイング矯正の悪循環の負のスパイラルに突入することも珍しくないようです。

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ゴルフスイングは日々刻々と変化する性質のものであり、ベストの時期は意外に短いものです。

こうした場合、すぐに取り組むと効果のある練習ドリルも紹介しておきましょう。

ボールを低めにティーアップして、ティーぺッグのお皿部分が地面から出るくらいにセットします。

そこから両足を揃えた状態で7番アイアンでゴルフスイングの練習をするのです。

このドリルで肝心なのは、絶対に手先だけのゴルフスイングをするのではなく、体の回転と腕の振りを同調させて振り切ることです。

足を揃えているので少し動きにくいかもしれませんが、体の正面から、グリップ位置がはみ出さないだけのスピードで振る練習をするのです。

不調の時は、ダウンスイングでボールをつかまえようとする動きが強まってきて、右肩が前に突っ込みがちになることが増えます。

クラブがアウトサイドから下りてくる状態ということです。アマチュアゴルファーにはこの傾向が強いように感じられます。

体が硬い人には、フルスイングするのは無理があるかもしれませんのでハーフスイングでも良いでしょう。体を中心にヘッドで円を描く感覚でスイングしてみて下さい。

グリップをソフトにして、腕や肩のリキミを無くして構えましょう。アドレス時の体のセンターにクラブが下りてくる感覚でゴルフスイングするのです。

両足を揃えている関係上、体が左右にスエーする心配はありませんし、仮にスエーしたとしてもすぐに自分で気づきます。

久しぶりの練習ではクラブを振る感覚が蘇って効果的な方法です。いきなりドライバーを振り回すのではなく、アイアンクラブでリラックスして行うことが重要です。

ハーフスイングをハンガーで作る

ハーフスイングを八ンガーを手にして正しいコックを作り出しましょう。正しいゴルフスイングの基本をマスターする一つの方法です。4時までのバックスイングの練習を、ハンガーを使って行ないます。

アドレスの姿勢から両手で持ったハンガーを平行にスライドさせて引き上げます。

5時のポジションまで移動させましょう。

この時、肩はまだ回転させませんし、足の動きもありません。

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ひと呼吸おいてから、左腕を押して右腕を引きつけることで4時のハーフスイングのポジションまで移動させます。

左腕は飛球線に平行状態になり、左手の甲は正面を向くようにします。

ハンガーのズボンをかけるまっすぐな棒はゴルフボールを指すようにします。こうすることで、右手親指の根元にチカラが蓄積することを感じるでしょう。

この状態がボールを飛ばすための正しいコックなのです。

このハーフスイングのトレーニングでは、各段階の動作を強調することで身体各部の緊張感を覚えることが目的になります。

各ポジションでは意識的に5~8秒止めて、手の向きとハンガーの向き、足の動きに関してなどをチェックすると良いでしょう。

なお、アドレスではフックを下になるようにハンガーを持って右手と左手を離しておきます。

ズボンを吊すためのまっすぐな棒に、両腕の内側が触れるように構えてください。

ハンガーの面はフェースの向きと同じにして、当然ですがアドレスでは飛球線方向を向きます。

ゴルフスイングの基本もこうした方法で確認できます。

5時のポジションでは上半身も足もアドレスの姿勢を保持したままの状態でハンガーだけを右ヘスライドさせるのがポイントです。

左手の甲もハンガーの面もアドレスと同じ方向にしてください。

オープンスタンスでハーフスイング

オープンスタンスで右サイドのがまんを作りだして、ハーフスイングに活かしましょう。

バックスイングで右サイドの我慢がきかずに、右腰や右肩が後方に逃げてしまう方もいらっしゃるでしょう。

こんな方には、左足を後ろに引いてオープンスタンスを試みてみましょう。

左足の引き幅ですがMAXでボール4個分がひとつの目安です。

アドレスでの上半身はスクェアを保ってください。

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そして3個のボールを並べて、このスタンスで右つま先の前まで直線的にテイクバックしてください。

後ろのボールがまっすぐに後ろ側に転がすことができて、体の捻りを右サイドでしっかり受け止めることが出来たならば、このスタンスが自分にとってのスクェアであるという考え方も良いでしょう。

それから、インサイド・アウトのスイングを矯正する方法について説明します。

以前のレッスンでインサイド・アウトのスイング軌道が原因でうまくショットできなかった方や、フックが多い人は、ボールを3個並べてオープンスタンスでトレーニングしてみましょう。

左足を後方に引いて構えたら、後ろ側のボールが飛球線後方にまっすぐ転がるようにテイクバックします。

そして、フォローの段階で先頭のボールが飛球線方向にまっすぐ飛べば問題ありません。

オープンスタンスにすると、バックスイングで右サイドに壁が作りやすいですし、体の捻りをしっかりと受け止めることが出来るでしょう。

ショットはスライスしても今の時点では構いません。

このトレーニングの一番の目的はバックスイングで右サイドに壁を感じることにあるからです。

また、このオープンスタンスでボールをコントロールしやすいなら、クローズドスタンスの方が得意な方と同様に、オープンスタンスの状態を自分流のスクェアと置き換えて考えても良いのです。

オープンスタンスの特徴は肩の回転が浅くなりがちで、ダウンスイングで左サイドの開きも早くなりやすいものです。

この点をよく理解しながら自分のゴルフスイングに取り入れてください。

ゴルフスイングの基本から逸脱しても構いません。

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