スピンショットのゴルフスイング

スピンをかけてピタリとボールを止める「スピンショット」もまた、ロブショットと同様に特別なアプローチショットです。

プロも多用するこのゴルフスイングのテクニックを習得しましょう。

ボールを落とした後、ランを出さずにボールを止めることができるので、ピンを果敢に攻めることができます。

ビシッと打って、わずかにピンをオーバーしたボールがバックスピンで戻ってくる。よくプロゴルファーのプレーでは目にするシーンです。

トーナメント会場やテレビ中継で、このテクニックにあこがれの目に注いだ方も少なくないでしょう。

以前に書いたロブショットはフワリと上げて、そのボールの自重を活かすことによってボールを止めるアプローチショットのゴルフスイングですが、スピンショットは低い打ち出しでありながバックスピンで止める魅力的なアプローチの1つです。

スピンショットの要領は次の通りです。

アドレスでは、クラブフェースを開いてボールのポジショニングはヒール寄りにします。

オープンに構える程度は、時計の1時を目安にすれば良いと思います。ボールのポジショニングは右足の外側になります。

ダウンスイングでは、右足に体重を乗せた状態で、インサイドからクラブを振り下ろします。

インパクトでは、クラブヘッドを加速させ、ボールの真下にソールの先端部分であるリーディングエッジを打ち込みます。

フォロースルーとフィニッシュでは、インパクトと同時に開いていたフェースを今度は閉じながら、クラブヘッドを急加速させながらフォローまでしっかりと振り抜くことがポイントです。

スポンサード リンク


アプローチショットとしてスピンショットを活用するシーンはある程度限られています。

しかし、うまく決まれば拍手喝采を浴びますのでその魅力にとりつかれるゴルファーも多いようです。

折を見て、スピンショットを使う状況やそのゴルフスイングのポイントを説明してみたいと思います。

スピンショットでアプローチ

ゴルフスイングの中でも、スピンショットは、状況的には花道からで、ピンがグリーンの手前側に切ってある場合に有効なアプローチです。

ランニングアプローチやピッチ&ランは、ランの距離を計算した上でのアプローチショットですが、スピンショットはピンそのものを直接的に狙えるメリットがあります。

001スピンショットは技術的には非常に特殊なゴルフスイングです。

世界の最新ゴルフスイングはショットもアプローチもできるだけリストを固定したフェースローテーションを使わない打ち方が主流になっていることは、これまでのレッスンで説明した通りです。

しかし、このスピンショットのゴルフスイングだけは開いたフェースを閉じながらボールを長くクラブフェースに乗せることでスピンをかけます。

タイミングがわかるまでは思うようにスピンがかからないかもしれません。

スピンショットの方がロブショットよりはリスクは少ないと思います。使用クラブはサンドウェッジがお勧めです。

その理由は、ロフト角が多ければ多いほど、スピンがかかりやすくなるためです。ターゲットヘの距離感は振り幅で調節すれば良いでしょう。

スポンサード リンク



もう1つ、スコアメークの観点から見ると、飛距離の出るディスタンス系のボールを使うよりもスピンのかかりやすいスピン系のボールの方を使用したほうがいいかもしれません。

グリーンでボールが止まりやすく、安心してアプローチショットができるためです。

クラブとボールの力を活用したスピンショットを自在に使いこなすことができれば、もっとゴルフも楽しくなります。

ゴルフスイングのレベルもワンランクアップすることでしょう。

焦らずじっくりゴルフ練習場で試してから、コースでお仲間に披露したら気持ちがいいのではないでしょうか。

ピッチショットとロブショットを使い分け

ボールを高く上げたい場合には、ピッチショットとロブショットを使い分けることを考えましょう。

通常、高く上げるときはピッチショットで特殊な状況下ではロブショットと考えても構いません。

ここでは、「高く上げて止める」ショットの打ち方を復習しておきます。

実は高く上げる打ち方には、ふたつの方法がありますが、これがピッチショットとロブショットです。

通常のシチュエーションであれば、高く上げる球はピッチショットで十分事足りるでしょう。その理由は、ピッチショットのほうがミスが出にくいショットになるからです。

わざわざリスクをおかしてまで、難しい打ち方であるロブショットをおこなう必要はありませんが、出来たらカッコよいのも事実ではあります。

ピッチショットの打ち方はピッチ&ランと打ち方は同じと考えても差し支えありません。ただ、アドレスだけ上げるための構え方に変更する必要があります。

ピッチショットの打ち方からですが、ピッチショットはボールを上げるわけですから、上げるためのアドレス)にします。具体的には、次の通りです。

①ハンドファーストにはしないでボールの真上にグリップがくるように構えましょう。

ハンドファーストにすると、インパクトのカタチは作りやすいというメリットがあるものの、実効ロフトが立ってしまうためボールは高く上がりにくくなります。

ボールを上げるためにはフェース面がより上を向くようにする必要がありますから、ピッチ&ランのときのように、ハンドファーストにするわけにはいかないというわけです。

スポンサード リンク



②左右均等の体重配分に構えましょう。左脚体重ではなく、右脚5対左脚5のフィフティー・フィフティーの体重配分にします。

これもインパクトの実効ロフトに関係してくる理由で、体重は右にあったほうが実効ロフトが寝てきて、ボールが上がりやすくなるためと考えます。

③ボール位置はスタンス中央にセットします。左寄りのほうが、ロフトが寝た状態でインパクトできるからという理由があります。

④フェースをより開くことを意識します。フェースを開くとボールが高く上がるようになるからと理解しましょう。

フェースを開いても、フェース面はターゲット方向にしっかりと向けましょう。

⑤両脚の開き具合とオープンの具合は、ピッチ&ランよりも大きくしましょう。

フェースをより開くということが意味するものは、オープン度が大きくなるということです。また、振り幅が大きくなる関係上スタンス幅を広くして安定度を高めましょう。

これらがピッチショットのアドレスの方法です。

スイングに関しては、基本的にはピッチ&ランと同じ打ち方をイメージして良いでしょう。ボールを上げるためのアドレスになっているので、同じゴルフスイングをするだけで、ボールは十分に高く上がるはずです。

ただスイング幅は、ボールが高く上がる分、大きくする必要があります。打ち方の種類はなるべく少ないほうがゴルフプレーはシンプルにできます。

シンプルになるということは、ミスがでにくいとも言えるのです。「ピッチショットはピッチ&ランとゴルフスイング自体は同じで、アドレスの仕方だけを変える」と覚えておきましょう。

とはいうものの、ひとつだけ気を付けることがあります。カラダをレベルに回す意識を強く持つことです。

ピッチ&ランと比較すれば上下動がおこりやすい構え方になるため、上下動を防ぐという意味でレベルターンの意識を強めるのです。

こちらの記事もどうぞ!

  • アプローチショットの種類アプローチショットの種類 アプローチショットやパットの技術が1打でも少なくラウンドしたいというゴルファーなら当然持っている願望を支えるものになります。ドライバーでの […]
  • ザックリ防止とバンスザックリ防止とバンス ザックリ(ダフリ)とトップはアプローチショットにおいて、致命的なミスになります。グリーン周りからパーを取るチャンスだったのが一転して、大た […]
  • ピッチ&ランのゴルフスイングのポイントピッチ&ランのゴルフスイングのポイント アプローチショットの中でのピッチ&ランのゴルフスイングについて説明しておきます。まずはキャリーとランの比率がほぼ5対5になるのがピッチ&ラ […]
  • アプローチショット・ロブショット編アプローチショット・ロブショット編 ボールを高く打ち上げ、そのボールの自重だけでターゲットの近くにボールを止めるテクニックがロブショットと呼ばれるゴルフスイングの一種です。ア […]
  • つま先下がりのゴルフスイングつま先下がりのゴルフスイング ボールが足よりも低い位置となるのが「つま先下がり」のライです。ゴルフ場の斜面でよく遭遇するシーンですので、この場合のゴルフスイングについて […]
  • ゴルフスイングのアプローチは状況次第ゴルフスイングのアプローチは状況次第 グリーン周りからのゴルフスイングになるアプローチは、いつでも条件の整った花道やフェアウエーからだけとは限りません。当然ラフからのケースもあ […]
  • フェース面の確認フェース面の確認 ドライバーのゴルフスイングで最も大切なもの、それはクラブのフェース面のコントロールです。最新のドライバーで飛距離を稼ぐには、ここが大きなポ […]
  • パット上達のゴルフスイングのドリルパット上達のゴルフスイングのドリル パットの成功率を向上させるための必要最低条件とは、設定したパットラインにボールを正確に打ち出すことにつきますです。打ち出しの最初からライン […]
  • クロスハンドグリップでのゴルフスイングクロスハンドグリップでのゴルフスイング アイアンショットでのリストの動きを抑えるためのゴルフスイングの基本的な練習法として、スプリットハンドグリップを以前に紹介しました。今回は別 […]
  • アイアンはU字型のゴルフスイングでアイアンはU字型のゴルフスイングで アイアンショットはU字型のゴルフスイングにするべきです。V字型だとバックスピンが必要以上にかかりすぎる傾向があるので避けた方が正解でしょう […]
スポンサード リンク

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ