ゴルフスイングとメンタル

ゴルフほど、メンタルの働きが試合結果を左右するスポーツは他にはないでしょう。

ゴルフスイングは非常に微妙なものです。好調の時は、コンセントレーションも続いて、何をやってもうまくはまるような心理になります。

しかし、スタートホールでつまずいたりすると、次もミスするのではないかと怖がってクラブを気持ちよく振れなくなってくるでしょう。

それが元になって次にはスライスが出たり、またその次のミスを誘発するという最悪のゴルフスイングの状態が生まれやすいものです。

問題は、どうやってこの悪循環を絶つことができるかという点です。

アマチュアレベルなのですから、気持ちを焦ることなく1つずつ地道にスコアを縮めていくという発想を持つべきでしょう。ゴルフスイングの基本に立ち返ることが必要なのです。

仮に、スタートホールで、トリプルボギーを出したとしても、「しまった。今日の目標は90だったのに」などと焦る気持ちを持たないことです。

「とりあえず、セカンドホールはダボにして。その次はボギーで」と少しずつ自分を取り戻す姿勢に徹することで、本来の自分のリズムが戻ってくるはずです。

プロゴルファーでさえ、スタートホールでダブルボギーやボギーを平気で出します。

こういう状況をアマチュアゴルファーのプレーで見かけても「早くバーディーを取ってスコアを戻そう」とアドバイスする必要はありません。

誰の眼にもリズムが狂ってゴルフスイングの基本ができていないと写る状況では、バーディーを出すことはほぼ不可能です。

そんな時は、何とかパーでしのぎ続けること。そのうち、チャンスも回ってきます。

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当日のスタート前に「今日は、こういうミスはしない」ということをひとつ決めておくことも役に立ちます。

「何があっても、今日は右のラフには入れない」といった具合に、ひとつだけ決めておけば、他のミスショットが出ても精神的には楽な気分になってゴルフスイングも安定した方向に向かうものです。

自分のゴルフスイングの基本をまだ身につけていない人が、ミスが出るたびにその原因を追求していては、さらに混乱するばかりです。

それより、1つのミスを頭に思い描いて、それを克服することに徹する方が絶対に良い結果に結びつきます。

ゴルフスイングの基本は1つ、1つのテーマをクリアしながら、上達していくものです。スコアばかりに目がいって、何の課題もなくプレーを続けても、うまくなるスピードも早くなりません。

いつも頭の中は冷静に保って、チャンスの時も、ピンチの時も学んできた理論を整理しつつプレーすれば、自ずと良い結果に結びつくものです。

ゴルフコースでは、練習場でのゴルフスイングとの間に多くの違いがあることに気づくでしょう。

しかし、その違いに必要以上に過敏に反応してしまっては、緊張や焦りといったメンタル面のトラブルから抜け出すことはできません。

初心者の場合は当然、うまくいかないケースのほうが多いでしょう。最初からうまくできれば誰も苦労はしません。

ですから「できなくて当たり前、今日は楽しくプレーできればよしとしよう」という軽い気持ちでゴルフを楽しめばそれで構わないのです。

ゴルフスイングは、基本的に力み以外のどんな状況にも対応できる状態に仕上げておきましょう。

コースだからといって、それまでできなかったことが急にうまくなることは期待できませんから、軽い気持ちでプレーしましよう。

意外と周囲の人が驚くようなスコアが出せるかもしれません。ゴルフスイングは個人個人で違います。うまく見えてもその人のゴルフスイングはその人だけのものです。

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プロ選手のゴルフスイングは、日頃から鍛え上げ肉体があるからこそできるレベルのものです。

もちろん、メンタル面でも数多くの修羅場をくぐり抜けてきたせいで強いのは言うまでもありません。

それぞれが自分のからだに合わせて自分なりのゴルフスイングをつくり上げているので、他人の真似をいくらしてもほとんど自分には合いません。失敗することのほうがずっと多くなります。

グリーンは別世界

他のゴルフスイングに比較して、パッティングのストロークは、動きの少ないスタティックなものです。

しかし、ゴルフ初心者ばかりではなく全てのプレーヤーをメンタル面で大きく左右するという意味で、他のゴルフスイング以上に大きなものがあるといっても過言ではありません。

グリーン上はそのホールの最後の仕上げであると同時に、次のホールのスタートにもなるという境地に至るまでになるには、やはりそれなりのプレーヤーとしての経験と時間が必要なものであることは間違いないと思います。

これがパッテイングにおけるメンタルという面の恐ろしさとも言えるのでしょう。

では、ゴルフ初心者であるうちはどのようにパッティングに対処すべきなのでしょうか。ゴルフ初心者は、グリーンにたどり着くまでに必ず回り道をするものです。

しかし、いざグリーン上に限定して考えれば、ある意味ではシングルプレーヤーと互角に戦えるタッチが天性の力として備わっている人も中にはいるものです。

シングルプレーヤーも驚くような、大胆なストロークで攻め落とすこともあるのです。

普通のゴルファーでは怖くて打てないようなポジションから、無雑作にポンポンとカップに沈めてしまうのです。こうした姿勢を大切にすべき財産かも知れません。

パッティングだけは、天性の才能がものをいいます。ゴルフ初心者に難しい状況から正確なショットをしろといっても無理がありますが、ことパッティングに関してだけは、通常の場合は特別高等なテクニックが要求される場面ではありません。

必ずどうにかなるというのがパッティングです。ですから、ゴルフ初心者にとってグリーン上は、絶好のスコアをアップさせる場所とも言えるのです。

ゴルフ初心者が最初にスコアを減らしていくことができるのは、パッティングだという意味なのです。

さて、ゴルフを始めたばかりの時代にはほとんど気にしなかったグリーン上のプレーの大切さが、ある程度経験を積み重ねていくことによって、しみじみと心に感じられるようになります。

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よく言われる「1打の重み」を思い知らされてくる時期が来るのです。しかし、これはそれだけゴルフスイング全体の内容が明らかに良くなってきたことの証明なのだと理解して下さい。

ゴルフスイングが改善され、プレーに無駄な動きがなくなれば、グリーン上での1ストロークが非常に大きな意味合いを占めてきます。これは、実は大変喜ぶべきことなのです。

グリーン上は、ある意味ではゴルフコースの中でまったく特別な世界が広がっているのかも知れません。

20メートルもある超ロング・パットがカップの真ん中からストンと転がり落ちることもあれば、たった30センチのショートパットがポロリとカップから外れたりと、実に不思議な光景が次から次へと出てくるものです。

そして、こうしたプレーのひとつひとつがプレーヤーを精神的に、あたかもバイオリズムの曲線のように揺れ動かしていくのです。

こうした点もまた、ゴルフの難しさであり、楽しさを感じるところなのだと言えるのではないでしょうか。

メンタルとゴルフスイングというのは非常に分かちがたい関係性があるわけです。

単純に毎日の素振りを繰り返しているというトレーニングよりもただ一度実戦でパットを決めるということの方が、ある意味では大きな自分の心の糧になるということもあるのです。

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